保険を通して社会の縮図を知る
最近、「マネー教育」という言葉をよく耳にします。 例えば、銀行が学校に対して金融教育を代行することなどが一部で始まっていますが、社会保険を含めて、保険のことをもっと教えてくれればと思います。
マネー教育は盛り上がっているようで、まだ始まったばかりという印象です。 意外と多いのが、株式投資などで、一つの手段を教えているだけというケース。 これからは、長い眼で見たお金の付き合い方を教えるべきだと思っています。 それに、多くの人がお金を出し合って、互いに支え合う仕組みという点で、私は投資信託も年金も保険も、すごく似ていると思います。 年金は、途中で亡くなった人は満額はもらえないけれど、長生きした人は得をする。 保険ならば、病気になった人は給付金がもらえるけど、ならなかった人は何ももらえない。 これって、単純な損得だけじゃなく、お互いに支え合っている社会の縮図のような制度ですよね。 もしかしたら損をする人も出てくるかもしれないけれど、支え合っている。 それをちゃんと教える必要性があると思うし、ちゃんと理解してもらいたいんです。
そうですね。保険も、そもそもなんで入るんだっけ、という話ですよね。
そう、そもそも社会とはどうやって機能しているの?というところからきちんと教えて、その流れの中で、社会の縮図のように投資信託や保険といった金融商品がある。 その基本が分かったうえで、お金をどうやって使うか、増やすかといった話をする。 だから私は、マネー教育と言っても、もっともっと本質的なところから教えるべきだと思います。
なるほど。そもそも論であり、大局観であり、いつも物事をマクロ的に見て、「で、なんだっけ?」という感覚を、常に持っていたいですね。 細かい話はそれぞれのスペシャリストの方に任せればいい。 僕は保険という分野について、もっと広いところから見て語りたいし、そもそもの本質論を伝えていきたいと思っています。
お互いその感覚は、いつも大事にしたいものですね。
本日は知的で楽しいお話、ありがとうございました!

「私、難しいことが苦手なんです。」
どこまでも自然体な藤沢さんは、そう謙遜するけれど、その真意は「お金を難しく語るより、その楽しい活かし方を伝えたい。」ということ。 このスタンスは、保険キューイングとも全くもって同じだったので、一気に親近感が湧いて、楽しくお話ができました。 日本初の投信評価会社を起業し、現在は経済産業省の研究会委員等を兼務。 誰もが認める才女でありながら、いつも朗らかで華のある雰囲気は、楽しい未来を人々に伝え続ける、藤沢さんのライフワークから来るものなのでしょう。